適宜、文章を書いていきます。
※追記(2013/3/30)
BIOSバージョン「
F4」(2013/3/13配信)を試してみたところ、
「Resume by Alarmが機能しない不具合」は、解消されていることを確認しました。
※追記(2012/11/4)
2012/11/3(土)に秋葉原で開催されたイベント『AMD"Vishera"と未来(Trinity)』内のGIGABYTEブースにて、ブース担当の方に「Resume by Alarmが動作しない」件について伝えました。
※追記(2012/10/25)
現在、Resume by Alarm (電源OFFからUEFIで設定した日時に自動起動)が機能しない不具合に遭遇したため、検証に難儀しており、記事の作成における進捗は芳しくありません。
箱は光沢仕上げ。
箱を開けたところ。
内容物を並べてみた。
ユーザーマニュアル(英語)
マルチリンガル・インストラクション・ガイドブック(どのギガバイトマザーボードにも付属する共通簡易説明書)
ドライバー&ユーティリティ インストール用ディスク
GIGABYTEステッカー
バックプレートはカラフルに装飾されている。
バックプレート裏はクッション付き。
付属品SATAケーブル
本数とコネクター形状は、ストレート-L字が3本、ストレート-ストレートが3本で、合計6本。長さはいずれも45cm。マザーボード上のSATAコネクター数7口に対して1本少ない6本が予め付属ということでなかなか良い方ではないかと思う。
マザーボードの部品面。基板の色はマットブラック。A-Series APUのマザーボードはハイエンドでも全体的に見た目はアッサリ目の仕上げ。
マザーボードの半田面。
CPUソケット周辺。
MOSFETにはヒートシンク付き。
バックパネル側から。映像コネクタはキャップ付き。
バックパネル。
PS/2コネクタ下はEtron USB3.0。
映像出力は4種類でミニD-Sub15ピン、デュアルリンクDVI対応のDVI-D(2560x1600)、HDMI1.4(1920x1200)、Display Port1.2(2560x1600)。
同時出力は3系統まで可能で、組み合わせは
ミニD-Sub15ピン+DVI-D+HDMI、またはDVI-D+HDMI+Display Portが対応で、デジタル3系統同時出力が可能な仕様。
メモリースロット側から。
拡張スロットは、グラフィックスカード用のPCI Express x16が上から2本目の位置なので、ドデカイCPUクーラーを付けるときもグラフィックスカードの半田面との隙間に余裕が持てる。
PCIも1本有る。
POSTコードを表示する7セグLED付き。これが付いていると地味に有難い。トラブル時にも番号で状況が瞬時に確認できるからだ。ビープ音だけだと、状況を確認するまで時間が掛かるから。
SATAポートは0番が写真の一番左端のもので、垂直向き。
SATAポートの1〜6番は2段ずつ3列で平行向きの設置。
Etron Technology EJ168 USB3.0チップ。
Rev. 1.0の表記。
光モノが無いので、基板の色がマットブラックなのと相まって渋めな感じに。
UEFIは設定画面のスクリーンショットを[F12]キーで撮影できるので、撮ってみた。
解像度は1024x768のBMPで保存される。従来のBIOSと比べ、非常にグラフィカルな画面になっている。
キーボードに加えて、マウスも使用することができる。このようにマウスで指し示してみると設定について説明ウインドウも現れる。
画面下に並ぶアイコン一覧の一番左「Advanced」を選択すれば、
お馴染みのBIOSライクの設定画面になる。この方が慣れている分かりやすいと感じた。
■BIOSは、
最新バージョンにアップデートすることを推奨します。
個人的に発見していた不具合「Resume by Alarmが機能しない」症状は、2013/3/13配信の「F4」で解消されていることを確認しました。
また、この「F4」では、次期A-Series APU "Richland"対応となっていますので、購入後は、最新のBIOSへアップデートすることを推奨致します。
このマザーボードのBIOSダウンロードページへのリンク
BIOS - サポート&ダウンロード - GA-F2A85X-UP4(rev.1.0) - GIGABYTE
http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=4343#bios
以下に記します不具合は、発売時のデフォルトBIOS「F2」やベータ版「F3g」で発生していた物となります。ログとして消さずに残しておきます。
■不具合「Resume by Alarm」が機能しない(※F2とF3gで確認)
何度も試してみたが、ダメ。恐らく、不具合だと思う。
予約録画・録音などで使うことがある「電源OFFから自動起動」をさせることが出来ない。
私としてはBootTimerを使いたかったんだけど、このマザーボードを使う場合、現状では無理のようだ。PT2などで予約録画をしたいと考えている方は、このマザーボードを購入検討から外した方が良いかもしれない。
※注:BootTimerのReadmeには、Windows 7での動作において、UACを無効にする必要があると記載されているため、PCの利用環境などの要因で使用に適さない。
価格もATXでは他社と比べて一番高価なので、積極的に選ぶ必要は無いと思う。ネックだった価格が下がってきましたので、購入選択肢に入れても良いと思います。
【症状】
UEFI(BIOS)で「Resume by Alarm」を設定しても、動作しない。
現時点でリリースされているUEFI(BIOS)バージョンは全てダメ。
つまり、F2(初期出荷状態)とF3g(2012/10/3発行Beta版)の両方ともダメ。
【UEFI(BIOS)設定】
UEFI(BIOS)のバージョンは、
F2(出荷状態)とF3g(2012/10/3リリースのBeta版)
現時点でリリースされている全てを利用。
UEFI(BIOS)設定の変更については、
自動起動に関する設定のみ変更し、それ以外は全てデフォルト。
具体的には、
電源OFFから任意の日時に自動起動させる(自動で電源ONさせる)が機能しない。
Power Management 項の
Resume by Alarm で
Disable→Enable に変更し
Wake up day 0→任意の数字 に変更。
Wake up hour 0→任意の数字 に変更。
Wake up minute 0→任意の数字 に変更。
Wake up second 0 (変更なし)
【ハードウェアの状態】
最小構成として、システムドライブ(OS:Windows 7 64bitがインストールされたSSD)とワイヤレスキーボードとマウスのみの接続。
SSD: Intel SSD 330 Series 120GB (SSDSC2CT120A3K5) GPT
ワイヤレスキーボートとマウス: Logicool Unifying対応のK270とM570
電源ユニット: Seasonic SS-700HM
【備考】
マザーボード、CPU、メインメモリ、SSD、OS以外は、同じハードウェアを流用。旧システム構成では、正常だった。
旧システム構成
マザーボード: ASRock 890GX Extreme4
CPU: AMD Phenom II X6 1100T
メインメモリ: DDR3-1333 4GBx2 Transcend JetRam JM1333KLN-8GK
SSD: Intel X25-V Value Solid State Drive 40GB SSDSA2M040G2GC
OS: Windows XP Professional SP3
私の場合は、このマザーボードがAMD勉強会でブログ記事の作成用として提供されたという経緯があるため、このマザーボードを使わなくてはならないという特殊な状況があります。また、国内正規代理店保証のシールが貼られていない商品であるため、サポートへの問い合わせが、GIGABYTEグローバル テクニカル サポートへ英語でしなくてはならないと思われます。〆切があるので、時間を掛けて難儀している場合ではない状況もあり、改めて時間が出来たときにいろいろ試してみようとは思っています。
追記(2012/11/4)
2012/11/1現在、TVの自動予約録画は、Resume by Alarmが動作しないため、OSの休止状態で代用し、今のところ問題なく動作しています。
また、2012/11/3(土)に秋葉原で開催されたイベント『AMD"Vishera"と未来(Trinity)』内のGIGABYTEブースにて、ブース担当の方に「Resume by Alarmが動作しない」件について伝えました。
因みに、サポートの窓口については、やはりグローバル テクニカル
サポートになるとのこと。理由は、AMD勉強会に提供された製品は、日本国内正規代理店のCFDを通したものではないから、とのこと。発売前の提供という特殊な状況であったので、個人的にも致し方ないかなと思っています。次回のUEFI更新で解消されると良いですね。
追記(2013/3/30)
2013/3/13配信のBIOSバージョン「F4」で、この不具合は解消されていました。また、細かいところでは、UEFI BIOS上で、マウス操作をすると入力遅延が分かるのですが、この点も改善しており、所謂「もっさり」は多少解消しています(ASUSほどのキビキビ動作と比べると、まだまだですが)。キーボード操作時には、これまで通り、問題なくサクサクです。
したがって、
オーバークロック性能も非常に高く、安定もしている、DisplayPort、HDMI及びDVI-Dのデジタル映像同時3系統出力が可能などの高機能面もありますので、個人的におススメできるマザーボードになったと感じました。
GA-F2A85X-UP4 (rev. 1.0) (日本ギガバイト)
http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=4343GA-F2A85XUP4 (rev. 1.0) (CFD販売:GIGABYTE正規代理店)
http://www.cfd.co.jp/gigabyte/motherboard/ga-f2a85x-up4.htmlユーザーズマニュアル (PDF)
http://download.gigabyte.asia/FileList/Manual/mb_manual_ga-f2a85x-up4_j.pdf※今回使用しているマザーボードは高価です。大抵は、これよりも安いです。また、マザーボードは、製品毎に価格や機能、不具合の有無、今後のBIOSアップデートなどのサポート面に期待を持てるかなど、購入時は充分に吟味することをお奨め致します。