スポンサーサイト

  • 2019.10.18 Friday
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています


AMDのグラフィックスドライバー更新手順:アンインストールから『Catalyst 13.8 Beta』のインストールまで (Windows 7)


内容
この記事では、Windows 7において、グラフィックスドライバーをアンインストールし、最新のBeta版ドライバーをインストールする、更新(入れ替え)の手順を記しておく。

所要時間は、アンインストールに約6分、インストールに約10分かかり、合計で約16分を要する。慣れれば、もっと早く済ませられると思う。

※この記事で使用しているOSは、
Windows 7 Professional 64bit SP1です。

この記事では、Windows 7用のユーティリティ「AMD Un-install Utility」を用いています。

手順
1. アンインストール(約6分)
(1) 旧版ドライバーとユーティリティのアンインストール
(2) クリーンナップ:
「セーフモード」で『AMD Un-install Utility』を実行


2. インストール(約10分)
(1) グラフィックスドライバーとユーティリティのインストール
(2) チップセットドライバーとユーティリティのインストール

A-Series APUでも、
FX-Series+RADEON HDグラフィックスカードでも
やり方は同じ。

個人的には、A-Series APU A10-6800K、FX-8350とRADEON HD 7870の自作PCでドライバー更新を体験済み。

ポイントは、
「AMDの勝手(やり方)を覚えて、慣れること」。

グラフィックスカードをNVIDIAからAMDに変更した頃は、あまり良く分からなかった。勝手の違いを認識するまでちょっと時間が掛かったからだ。今のところ、コツは以下のような感じだと思っている。飽くまで個人的な認識として。

アンインストール時もインストール時も、「高速」ではなく、必ず「カスタム」を選択して、コンポーネントを全て見て確認すること。これは、何故かと言うと、「高速」だと自分が意図しない不必要なおまけユーティリティもインストールしてしまうからだ。例えば、「USBフィルタードライバー」や「AMD GAMING EVOLVED APP Powered by raptr」は、インストールする必要がないユーティリティの筆頭に挙げられるでしょう。AMDのドライバーインストールのポイントは、必ず「カスタム」で行うことだ。


アンインストール時は、
綺麗に消すためにAMD Un-install Utilityも使用すること。

インストール時は、
グラフィックス→チップセットの順番で入れること。
チップセットドライバーのインストール時に、USBフィルタードライバーのチェックを外すこと(⇒USBフィルタードライバーは、インストールしない)。


具体的な作業の様子を
スクリーンショットを中心に記述しておく。

内容は、「グラフィックスドライバーをAMD Elite A-Series APU "Richland"に対応した『13.6 Beta』以降のものに入れ直す」作業となる。

なお、使用OSは、Windows 7 Professional 64bitとなる。

アンインストール
グラフィックスドライバー『AMD Catalyst Software Suite 13.4』
チップセットドライバー『AMD Chipset Drivers 13.4』

インストール
グラフィックスドライバー『AMD Catalyst 13.8 Beta』*
チップセットドライバー『AMD Chipset Drivers 13.4』

*なお、この記事を書いた時点では、まだ正式版が出ていないため、最新のBeta版『13.8 Beta』を入れている。

補足
チップセットドライバーについては、本来入れ直す必要がない。しかし、個人的には全部入れ直す方が工程として分かりやすいと思ったので、チップセットドライバーについても入れ直すことにした。

続いて、手順をスクリーンショットを用いて記していく。

1. アンインストール編(約6分)
ドライバーとユーティリティのアンインストール、
その後でクリーンナップ。

(1) 旧版ドライバーとユーティリティの
アンインストール

『AMD - Catalyst インストールマネージャー』の「アンインストール」を使用して、グラフィックスドライバー、チップセットドライバー及びユーティリティの全てをアンインストールし、再起動する。

(2) クリーンナップ:
「セーフモード」で『AMD Un-install Utility』を実行

「セーフモード」で起動後、『AMD Un-install Utility』を使用して"クリーンナップ"を行う。その後、「通常起動」で再起動する。

この"クリーンナップ"作業を行わないと、新しくインストールしたドライバーがきちんと動かないなどの不具合を招く原因にもなるので、必須と思われる。

ここまで完了すると、ドライバーが綺麗に削除された"まっさらな状態"となっているはず。

スクリーンショットを用いて手順を記した記事は、次の通りになる。
参照記事:
AMDのドライバーとユーティリティ『Catalyst』のアンインストール作業手順
(Windows 7)
http://keyrg.jugem.jp/?eid=434

2. インストール編(約10分)
「新しいドライバーとユーティリティのインストール」

最新版のBeta版グラフィックスドライバー、現行版チップセットドライバー及びユーティリティをインストールする。

AMD Elite A-Series APU "Richland"のGPUに対応したグラフィックスドライバーは、『Catalyst 13.6 Beta』以降となっているが、まだ正式版のドライバーはリリースされていない。そこで、今回は最新版となる『Catalyst 13.8 Beta』をインストールしてみる。

なお、チップセットドライバーについては、現行の正式版『Chipset Drivers 13.4』を再度インストールする。

(1) グラフィックスドライバーとユーティリティの
インストール

例. AMD Catalyst 13.8 Beta for Windows 7/8 64bit


AMD Catalyst 13.8 Betaのインストールマネージャーである、amd_catalyst_13.8_beta.exeを開く。


インストール操作の選択で、
「インストール」をクリック


「インストーラーへようこそ」で、
「カスタム」ボタンをクリックして、「次へ」進む


項目1.と2.で綺麗さっぱりと全てのドライバーとユーティリティをアンインストールしたため、インストール先フォルダの作成を促すダイヤログボックスが表示される。
「はい」を選択


システムの分析中



「インストールのカスタマーイズ」で、
「すべて選択」をクリックして、「次へ」進む。

例.
AMD Catalyst インストール マネージャー 8.0.915.0
Microsoft Visual C++ 2010 Redistributable 32bit 10.0.30319
Microsoft Visual C++ 2012 Redistributable 32bit 10.0.30319
AMD ディスプレイ ドライバー 13.200.0.0000
HDMI オーディオ ドライバー 7.12.0.7716
Microsoft Visual C++ 2010 Redistributable 64bit 10.0.30319
Microsoft Visual C++ 2012 Redistributable 64bit 10.0.30319
AMD Steady Video Plug-In 2.06.0000
AMD Accelerated Video Transcoding 13.20.100.30723
AMD ドラッグ アンド ドロップ トランスコード 2.00.0000
AMD Media Foundation トランスコーダー 1.0.80723.2017
AMD Catalyst Control Center 2013.0723.1944.33607
Microsoft .NET Framework 4.5 4.5.50709


「エンド ユーザ ライセンス契約」のダイアログボックスが開く。
「受諾する」をクリック


インストール途中で、デバイス ソフトウェアのインストールを促すダイヤログボックスが出る。
「インストール」を選択


コンポーネントをインストール中


「終了」
インストールが完了した。

念のため、「ログの表示」をクリックして、レポート文書ファイルを開き、


失敗がないか確認する。

「完了」をクリックする。


再起動を促すダイヤログボックスが出るので、問題なければ
「はい」をクリック。

再起動する。

ここで、グラフィックスドライバーの入れ替えが完了となる。


続いて、

(2) チップセットドライバーとユーティリティの
インストール

例. AMD Chipset Drivers 13.4


13-4_vista_win7_win8_32-64_sb.exeを開いて、『AMD Chipset Driver 13.4』のインストールを行う。
「Install」を選択


「ようこそ」で、
「次へ」を選択。


「インストール操作の選択」で
「インストールを」をクリック


「インストーラーへようこそ」で、
「カスタム」ボタンをクリック(有効化)して「次へ」進む



「インストールのカスタマーイズ」で、
「AMD USB フィルター ドライバー」以外にチェックを入れる

例.
AMD SMBus ドライバー 5.12.0.0015
AMD USB 3.0 ホスト コントローラー ドライバー 1.1.0.0140
AMD USB 3.0 ハブ ドライバー 1.1.0.0140
AMD SATA コントローラー ドライバー 1.2.001.0337
AMD USB Device Detector 2.1.29.0

*Socket AM3+の990FX+SB950チップセットでは、チップセットでUSB 3.0がサポートされていないため、上記よりもドライバーとユーティリティは少なくなる。


「エンド ユーザ ライセンス契約」で「受諾する」を選択


「終了」
インストールが完了した。

念のため、「ログの表示」で失敗がないか確認しておく。


再起動を促すダイヤログボックスが出るので「はい」を選択。

再起動する。

起動したら、Windows Updateで更新プログラムの確認をする。

以上で、作業完了となる。


AMDのドライバーやユーティリティのダウンロード
Downloads (AMD Game)
http://sites.amd.com/US/GAME/DOWNLOADS/Pages/downloads.aspx

AMD A-Series APU Processor-in-a-Box (AMD)
http://www.amd.com/us/products/desktop/processors/a-series/Pages/a-series-pib.aspx
A10 - Desktop PCs with AMD Accelerated Processors (AMD)
http://www.amd.com/us/products/desktop/Pages/consumer-desktops.aspx#6
Product Specs - Desktop PCs with AMD Accelerated Processors (AMD)
http://www.amd.com/us/products/desktop/Pages/consumer-desktops.aspx#7


JUGEMテーマ:コンピュータ

関連記事 (同カテゴリーで最新5件の記事)

スポンサーサイト


Now Reading Post or Latest 5 Posts

Categories カテゴリー

Monthly Archives 月別アーカイブ

about me



RSS 1.0

Profile プロフィール

QR code, RSS and Atom

ページ別訪問数 ランキング

ページ別訪問数 トップ20
集計期間:2017/6/1〜6/30
計測:Google Analytics

  1. UEFIモードを有効にしてWindows 7 64bitをインストールする方法。

  2. AMDのグラフィックスドライバー更新手順:アンインストールから『Catalyst 13.8 Beta』のインストールまで (Windows 7)

  3. PS4 2017年以降発売予定タイトル

  4. PS3本体CECH-4200:先代CECH-4000との明確な違いとラインナップをまとめてみた。

  5. AMDのドライバーとユーティリティ『Catalyst』のアンインストール作業手順 (Windows 7)

  6. 機能削除の新型番CECH-3000出荷開始。メリットとデメリットを考える。

  7. Wii Uで有線LAN:Splatoonを快適にプレイ「I-O DATA『ETX3-US2』の導入とMTU値の変更について」

  8. 簡易水冷一体型CPUクーラーCORSAIR 『Hydro Series H60』(CWCH60)をAMD 『A10-5800K』(Socket FM2)に取り付けてみた…が、独特の騒音が我慢できず外した。

  9. Logicool Wireless Keyboard K270 は、安くて良い。安物としては、上出来な方だと思う。

  10. 新型PS Vita Wi-Fiモデル PCH-2000:仕様から見た現行型との比較及び本体ラインナップをまとめてみた。

  11. 最新型PS3本体「CECH-4300C」発売。CECH-4200との違いをチェックしてみた。

  12. HDDは、クイックフォーマットしない方が良い。

  13. PS3本体CECH-4000シリーズ。CECH-3000との違いを調べてみた。

  14. 最強のBIOS更新機能 ASUS「USB BIOS Flashback」を使ってみた。

  15. D端子からHDMIに変換してPSPのゲームを録画してみた。MAYFLASH VH001+HD70A(HDCAPPCIE)

  16. PS3のHDD換装用として、SeagateのSSHD(500GB)を購入。

  17. ASUS EPUスイッチの省電力効果をワットチェッカーで確認。負荷が高いほど効果大だった。 (A10-6800K+F2A85-M PRO)

  18. PS3/PS4『Wireless Stereo Headset』の7.1chバーチャルサラウンドが、なんとBlu-rayやDVDのビデオ再生にも対応!(Ver4.20) 但し、日本での発売予定は、なし…。

  19. 【解決済み】PS3やPS VitaでIPフラグメントパケット非対応となる問題は、6/27(木)に終息した模様。

  20. EPGDataCap_Bon10.42の設定。下書き版。

メモ

JUGEMの広告

無料ブログ作成サービス JUGEM

ゲーム発売予定表

レコメンド


昨今の新しいPS3本体は
最初期型より6割も省エネ
コストダウンモデル
最新型PS3本体
CECH-4300C
チャコール・ブラック
28,058円 HDD500GB
記事:仕様変更部分まとめ
その他の参考記事:
CECH-3000Avs.最初期型
消費電力比較
※据え置き型ゲーム機の新作ソフトは、ほとんどがPS4へ移行しました。最新ゲームで遊びたいという方は、PS4をご検討ください。



PS3/PS4のHDD換装なら
HDDより速いSSHD
よく使用されるデータはSSD部分にセットされるため、起動や繰り返しプレイの多いゲームの読み出しが高速に。動作音も静か。
Seagate
FireCuda 2.5 SSHD
2TB
ST2000LX001
2016/10/21頃発売
記事:旧モデル500GB版の購入レポ



グラフィック重視なら
PS4 Pro。
同性能レベルのPCよりも
圧倒的に安いのが魅力
SCEJA
PlayStation 4 Pro
ジェット・ブラック
CUH-7100BB01

48,578円 HDD1TB
PS4本体・周辺機器一覧
PS4発売予定表



オンラインマルチプレイの利用以外にもなく様々な特典があります。
PlayStation Plus
3ヶ月利用権 1,337円
(1ヶ月あたり445円相当)
Amazon.co.jpギフト券やクレジットカードで購入可能です。PS+で毎月設定されるフリープレイタイトルは、一度購入手続きをすると加入中はずっと遊べるレンタル形式になっています。ディスカウントセールでは加入者割引で更にお得になる機会もあります。



4辺狭額縁のAH-IPSフリッカーフリー液晶パネルを採用し、X-riteのハードウェアキャリブレーションに対応した、お手頃価格のFull HDカラーマネジメントモニターです。
表示遅延は、ゲーマー液晶RDT234WXと同等レベルという低遅延さなので、家庭用ゲームでの使用にもお薦めです。
ビューソニック・ジャパン
VP2468
実売価格3万円前後



Nintendo Switch
Splatoon 2
(スプラトゥーン2)

6,458円
誰もが夢中になる
名作ゲーム最新作!



Wii UやNintendo Switchのオンラインゲームには有線LANアダプタがお薦め。特にSplatoonなどリアルタイムのアクション系ゲームでは、通信の安定性向上に期待できます。
人柱で購入しましたが問題なく使用できています。
ネットワークコントローラーチップは、ASIX AX88772ALFを採用しています。
Splatoon 2で
動作確認済み。
アイ・オー・データ機器
ETX3-US2
2,268円
記事:使用&設定レポート



特長は液晶より鮮やかな発色の有機ELディスプレイ
より綺麗なグラフィックで
楽しみたい拘り派の方向け
SCEJA
PlayStation Vita
3G/Wi-Fiモデル 限定版
PCH-1100 AB01
20,551円
PSVITA 本体・周辺機器
PSVITA 発売予定タイトル



コスパ最強ベストセラー
ワイヤレスキーボード
BIOS画面でも使えます。
ロジクール
Wireless Keyboard
K270
記事:K270購入レポ
新しいファームウェアもチェック
脆弱性対処済みファームウェアは、Unifying Softwareの[詳細]-[ファームウェアを更新する]で導入可能です。



IEEE802.11ac対応
遂にIPv6に対応:IPv6はIPOE、IPv4 over IPv6はMAP-E(V6プラス)とDS-Lite(transix)で利用可能です
NECプラットフォームズ
AtermWG1200HP3