年末商戦に発売される「パペッティアパック」は、なんと通常版と同価格。つまり、付属ソフト分が丸々タダというお買い得の数量限定モデル。
2014年8月28日発売の
最新型PS3本体CECH-4300については
別ページにまとめています。
最新型PS3本体「CECH-4300C」発売。
CECH-4200との違いをチェックしてみた。
http://keyrg.jugem.jp/?eid=608
以下は、2013年に発売され生産終了となっている
旧型のCECH-4200についてまとめたページになります。
続きです。この記事は、
以前に書きました記事
"Analog Sunset - 2013"は、2013/12/31。もうすぐPS3の新型本体CECH-4200が発売される?
http://keyrg.jugem.jp/?eid=467からの続きとなります。
発売前にCECH-4200について、いろいろ調べてみたり、過去の状況などから、個人的な予想として"Analog Sunset - 2013"への対応が主目的なのではないか、今後は省電力化は難しいのではないかと書きました。
今回は、CECH-4200シリーズが公式に発表されましたので、分かった点などをまとめました。なお、同梱版本体などバリエーションが増える際などに追記をしていく予定です。
内容については、CECH-4000が生産出荷終了でCECH-4200への置き換えが進んでいること、
CECH-4000とCECH-4200の明確な違い"Analog Sunset -2013"対応とは、どのようなことなのか、
年末発売の同梱版が非常にお買い得であること、
発売中のCECH-4200シリーズラインナップ、
の以上につきまして記しています。
追記と再構成(2013/11/25)
CECH-4200は、"Analog Sunset - 2013"に対応していることが分かりましたので、追記と文章の再構成を行いました。
CECH-4000は、生産終了。CECH-4000シリーズ通常版の本体は、2013/11/26(火)を以って、全て出荷完了になりました。
PlayStation 3 チャコール・ブラック 250GB CECH-4000B
http://www.jp.playstation.com/ps3/hardware/cech4000b.htmlPlayStation 3 クラシック・ホワイト 250GB CECH-4000B LW
http://www.jp.playstation.com/ps3/hardware/cech4000blw.htmlPlayStation 3 チャコール・ブラック 500GB CECH-4000C
http://www.jp.playstation.com/ps3/hardware/cech4000c.html最新型のCECH-4200シリーズは、
CECH-4200Bが2013年8月下旬より順次出荷開始。
CECH-4200Cは2013年11月下旬より順次出荷開始。
お値段は、据え置きで25,694円/30,837円。
現在は生産終了になっています。
*消費税率8%での税込価格PlayStation 3 チャコール・ブラック 250GB CECH-4200B
http://www.jp.playstation.com/ps3/hardware/cech4200b.htmlPlayStation 3 クラシック・ホワイト 250GB CECH-4200B LW
http://www.jp.playstation.com/ps3/hardware/cech4200blw.htmlPlayStation 3 クラシック・ホワイト
500GB CECH-4200
Chttp://www.jp.playstation.com/ps3/hardware/cech4200c.html噂の新型本体CECH-4200シリーズですが、最初に発売されたCECH-4200Bの本体仕様の表は、CECH-4000Bと全く同じとなっています。消費電力が190W、質量が約2.1kgで、
AVマルチ端子もあります。したがって、何が変わったのか分かりません。実際に使用して比較しなければ、省電力化されたかどうかも分かりません。価格は値下げなしの据え置きです。
しかし、最近になって、ユーザーズガイドに注釈が加えられました。やはり、"Analog Sunset - 2013"に対応済みでした。
CECH-4200がCECH-4000と明確に違う点は、
"Analog Sunset - 2013"に対応済みであること。つまり、Blu-ray映像の再生がHDMI限定になっている
(アナログ接続ではBlu-rayは視聴できない)。AACSの規定には、"Analog Sunset - 2013"という規定があります。これは、Blu-ray
Disc映像ソフト(BD-ROM)と著作権保護技術の適用されたコンテンツ(放送番組など)を記録したBlu-ray
Discのアナログ映像出力が可能な機器において、販売が許されるのは2013/12/31までというものです。2014/1/1以降に販売される機器では、これらの映像コンテンツのアナログ映像出力が禁止となります。よって、この時期に新型PS3本体が出るということは、この問題への対応が主目的だと考えられます。
簡単に述べますと、PS3本体において、CECH-4000シリーズは2013/12/31までしか出荷と新品での販売ができないのです。そこで、どうしても新たに代替となる新製品を発売しなければならないのです。それがCECH-4200なのです。
PS3のユーザーズガイドの中にある項目の内、映像出力設定の「ヒント」には、"Analog Sunset - 2013"に対応していることを表している一文があります。
"CECH-4200シリーズ以降で、BD映像ソフト(BD-ROM)、および著作権保護技術の適用されたコンテンツを記録したBDを出力するときは、HDMIケーブルで接続してください。"と記載されており、アナログ映像ケーブル(コンポジット、S端子、D端子、コンポーネント)は、使用できないと明示しているのです。
PS3 | 映像出力設定
PlayStation®3 システムソフトウェア PlayStation®3 4.50 ユーザーズガイド
http://manuals.playstation.net/document/jp/ps3/current/settings/videooutput.htmlAnalog Sunset - 2013についての資料以下からPDFで閲覧可能ですので、ご興味がございます方はチェックしてみてください。PDFの文書を開きましたら、[Ctrl]+[F](検索)でキーワード「Analog Sunset - 2013」っと入力してみてください。該当箇所までジャンプできます。
License AACS
AACS
http://www.aacsla.com/license/AACS Final Adopter Agreement
http://www.aacsla.com/license/AACS_Adopter_Agreement_20121115.pdf
文書名
Advanced Access Content System ("AACS")
Adopter Agreement
該当ページ
E-18
該当項目
2. Licensed Player Compliance Requirements
2.2.2.2 Analog Sunset - 2013
今回のAnalog Sunset - 2013は、アナログSD(480i)を禁止して、遂にアナログ出力完全禁止達成となるわけですが、昨今はHDMI搭載のTVなどのディスプレイが普及しているためか、メディアが扱わないからか、然程騒がれていない気もします。インパクトの大きさでは、アナログHD出力をバッサリと禁止にした"Analog Sunset - 2010"のときが、とても大きな変革でした。そのときは、PS3でCECH-2500からCECH-3000に置き換えが行われました。
ゲームは、"Analog Sunset - 2013"の対象外。なお、ゲームの映像出力に関しては、この規定に含まれません。フルHDの1080pまでアナログ映像出力が可能です。
Blu-rayディスクでも「ゲームソフト」と「ゲームソフトではない映像コンテンツ」の扱いは、別物なのです。ここがちょっとややこしいところです。ということで、長くなりましたが、「CECH-4000からCECH-4200になって何が変わったの?」という疑問については、以上の通りです。Analog Sunset - 2013への対応によって、機能が削減される改悪があったということなのです。
改悪とはいえ、
HDMIで繋いだTVやディスプレイでゲームだけではなくBlu-rayディスクを視聴される方、またはアナログでTVに繋いでいる方の内でゲーム専用で使う方には、影響のない話です。したがって、昨今は実害を受ける方が少ないのではないかと思います。CECH-4200は、「買い」なのか考えてみる。買いか否か。個人的に勝手に考えてみると、そこにはいろいろな要素があると思います。
消費電力の高い初期型からの買い替えや初めて買う方向け新型は、最初期型に比べて最大で6割も消費電力が減っています。
これは、以前に私が購入したCECH-3000Aと最初期型CECHA00を使用して、全く同じゲームと全く同じHDDを内蔵して具体的に何ワットなのか比較したことがあります。このときは、圧倒的な差があることに驚きました。
初期型と比べると消費電力が6割も減少する点は、非常に大きなインパクトが有ります。買い替えをするには充分な理由になるかと思います。
実際に、私も最初期型のCECHA00からCECH-3000Aに買い替えをしたのですが、非常に満足しています。このことについては、記事にしておりますので、よろしければご覧ください。
参考記事:PS3新旧本体を消費電力測定で比較 CECH-3000A vs. CECHA00 | Kb
http://keyrg.jugem.jp/?eid=161初心者の方にとっては、どの型番を購入するのかという選択肢はいくつかありますので、ご自身に合った物を選ばれると良いと思います。
現状ですと、スロットインタイプのスリム型CECH-3000シリーズに拘れば、探せば新品と同等の中古未使用品が何とか入手できると思います。スロットインに拘らなければ、一般的にはCECH-4000シリーズか最新型CECH-4200のどちらかを購入することになると思います。
どの型番の本体を買うかと考えはじめますと、どの型番もメリットやデメリットは大なり小なりありますので、明確にご自身のニーズに合致するものを選択する必要が出てきます。
CECH-4000とCECH-4200どっちが良い?
そこで、スロットインタイプではないスーパースリム型のPS3であるCECH-4000とCECH-4200のどちらが良いのか考えてみますと、ハッキリとどちらが良いとは言えないところがあります。
この2機種の違いについては、表立って何も言われていないからです。しかし、先にも述べましたとおり、個人的に調べてみたところ、明確な仕様の違いとして"Analog Sunset - 2013"に対応していることが分かったということなのです。
なお、個人的な憶測になりますが、CECH-4000は本体デザインが大幅に変更されたモデルでしたので、CECH-4200ではCECH-4000を改良した点・改善した点があるかもしれません。
また、AACSの規定上、"Analog Sunset -
2013"非対応の機種(CECH-4000)は、出荷と新品での販売が2013年内いっぱいまで可能となっています。したがって、CECH-4000からCECH-4200へ型番変更がされていないモデル、例えば、レコーダーパックを最新型のCECH-4200で買いたいという方は、遅ければ年明けまで発売を待たなければならないかもしれません(ただ、レコーダーパックは数量限定版で通常版ではないため、そもそも発売されるのかどうかがハッキリしない商品です)。
"Analog Sunset -2013"問題は、HDMIでTVに繋いで遊ぶ方には関係のない話になりますので、CECH-4000とCECH-4200のどちらかを選んで買える間は、ちょこちょこと情報を集めつつ様子見で良いかもしれません。
安く買えるといった価格的にメリットがあったり、近々欲しいソフトが出るので一緒に買いたいという方は、しっかり情報を集めて購入検討をされてみると良いと思います。ご自身にとって、購入時の一番大切な点をご確認ください。最も安い価格なのか、最新型を手に入れることなのか、確実に欲しいときに手に入れることなのかなど、様々であると思います。
追記:(2013/10/2)
2013年の年末商戦では、値下げ無し。
その代わり、お買得価格でゲームソフト同梱版を発売。
本体が"実質で"19,593円相当。かなり狙い目。
新型PS3本体CECH-4200Bでは、2013年の年末商戦時期に「グランツーリスモ6 通常版」の同梱版と「パペッティア」の同梱版が発売されます。
ポイントは、同梱されるゲームソフトの希望小売価格分を差し引くと、本体価格が"実質的に19,000円相当"になる点です。
グランツーリスモ6 通常版(7,179円)同梱版本体 26,772円
⇒本体価格は、実質で19,593円相当と見なすことも出来る。
または
⇒通常版本体に+1,078円で「グランツーリスモ6 通常版」が付いてくる。
パペッティア(6,150円)同梱版 25,694円
⇒本体価格は、実質で19,544円相当と見なすことも出来る。
または
⇒通常版本体に「パペッティア」が、無料で付いてくる。
同梱されるソフトを遊んでみたい方には、非常に魅力的なパッケージだと思います。そうではなくとも、「パペッティアパック」は、黒の通常版本体CECH-4200Bにソフトが無料で付いてくるので、決して見落としてはいけません。
とはいえ、ゲームソフトの実売価格は売れ行きが芳しくなく在庫がダブつけば、値下がりするものです。通常版本体とゲームソフトを別々に買ったとしても支払金額に大差がないこともありますので、同梱ソフトの価格は事前にお調べになると良いかと存じます。
なお、個人的に『グランツーリスモ6』については、初回限定版の冊子とDLCに魅力を感じるため、通常版での同梱はイマイチだなあと思います。とはいえ、価格は非常に魅力的です。通常版本体に+1,000円でGT6が付いてくるというのはインパクトが大きいです。やはり、この商品は"スターターパック"と名付けられているとおり、限定特典も手に入れたいコアなユーザーではなく、飽くまでPS3を初めて買う方を主なターゲットとしたお買い得版であると思います。
ということで、2013年末にPS3本体の値下げはありませんが、お買い得なソフト同梱版が発売されますので、購入するには良いチャンスだと思います。
チャコール・ブラック (生産終了)
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スターターパック
グランツーリスモ6
同梱版
チャコール・ブラック
(数量限定) (生産終了)
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パペッティアパック
(チャコール・ブラック) (数量限定) (生産終了)
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縦置きスタンド
チャコール・ブラック
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HDD 250GB
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HDD 250GB
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HDD 250GB
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CECH-4200B
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CEJH-10026
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CEJH-10028
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CECH-ZST1J
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2013/8/下旬
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2013/12/5
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2013/12/12
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発売中
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チャコール・ブラック (生産終了)
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HDD 500GB
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CECH-4200C
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2013/11/下旬
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PlayStation 3 チャコール・ブラック 250GB (CECH-4200B) ソニー・コンピュータエンタテインメント
25,694円
生産終了PlayStation 3 スターターパック グランツーリスモ6 同梱版 チャコール・ブラック (CEJH-10026)ソニー・コンピュータエンタテインメント
26,722円 数量限定
生産終了CECH-4200B+
GT6通常版+15周年アニバーサリーカーNISMO GT3
ご注意:
スターターパックは、本体とソフトを別々に購入するよりも価格がかなり安く設定されています。しかし、
本体も同梱ソフトも通常版となります。
PlayStation
3 パペッティアパック (CEJH-10028)
ソニー・コンピュータエンタテインメント
25,694円 数量限定
生産終了
CECH-4200B+パペッティア
通常版パッケージと同価格でゲームソフト「
パペッティア」を同梱した超お買い得版
PlayStation 3 チャコール・ブラック 500GB (CECH-4200C)
ソニー・コンピュータエンタテインメント
30,837円
縦置きスタンド チャコール・ブラック (CECH-ZST1J) ソニー・コンピュータエンタテインメント
1,851円 CECH-4000、CECH-4200シリーズ専用
クラシック・ホワイト (生産終了)
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スターターパック
グランツーリスモ6 同梱版
(数量限定) (生産終了)
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縦置きスタンド
クラシック・ホワイト
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HDD 250GB
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HDD 250GB
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CECH-4200B LW
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CEJH-10027
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CECH-ZST1J LW
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2013/8/下旬
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2013/12/5
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発売中
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PlayStation 3 クラシック・ホワイト 250GB (CECH-4200B LW) ソニー・コンピュータエンタテインメント
25,694円
生産終了PlayStation 3 スターターパック グランツーリスモ6 同梱版 クラシック・ホワイト (CEJH-10027)ソニー・コンピュータエンタテインメント
26,722円 数量限定
生産終了CECH-4200B LW+GT6通常版+15周年アニバーサリーカーNISMO GT3
ご注意:
スターターパックは、本体とソフトを別々に購入するよりも価格がかなり安く設定されています。しかし、
本体も同梱ソフトも通常版となります。
縦置きスタンド クラシック・ホワイト (CECH-ZST1J LW) ソニー・コンピュータエンタテインメント
1,851円 CECH-4000、CECH-4200シリーズ専用
参考:同梱版ゲームソフトにおける単品での実売価格
パペッティア ソニー・コンピュータエンタテインメント
5,980円
GRAN TURISMO 6 (グランツーリスモ6) ソニー・コンピュータエンタテインメント/
ポリフォニー・デジタル6,980円 / 初回限定版 7,980円
2014年8月28日発売の
最新型PS3本体CECH-4300については
別ページにまとめています。
最新型PS3本体「CECH-4300C」発売。
CECH-4200との違いをチェックしてみた。
http://keyrg.jugem.jp/?eid=608